会社の選び方
会社の選び方には大きく2つのカテゴリーに分けられる。それは、仕事面と福利面である。それぞれについて詳しく説明していく。
まず仕事面に関しては、3つのカテゴリーに分けられる。want(自分がしたいこと)、can(自分ができること)、must(しなければならないこと)である。
wantには自分のしたいことを書く。したいことが特にない人は、自分の好きなものやことを書いてみて、そこからしたいことを考える。例えば、趣味、小さい頃好きだったものやこと、好きな食べ物、好きなお店、好きなサービス、などなど。
canには自分ができることを書く。例えば、学校で学んだこと、持ってる資格、小さい頃の習い事、性格、人よりも努力せずにできること、などなど。
mustには自分が働くことで社会がどうなったら良いかを考える。例えば、環境が良くなる、○○さんが助かる、などなど。自分の地位が上がる、でもいい。
それを組み合わせてみると少しは自分の軸ができると思う。
次に福利面について考える。福利面には2つのカテゴリーに分けられる。それは絶対にほしい制度と絶対いやなことである。
絶対にほしい制度には、その名の通り欲しい制度を書く。例えば、完全週休二日制、大阪勤務、社食がある、家賃補助ほしい、などなど。
絶対にほしくないことも同じように書く。例えば、満員電車に乗りたくない、スーツ勤務は嫌だ、長時間サービス残業は嫌だ、などなど。
これらを紙に書き出してみると自分がどんな芯を持っているのか、どこに価値を置いているのか少しは分かると思う。
なにが欲しくてなにが嫌なのか分からない人は、ネットで福利厚生について調べたり、四季報に書かれている各社の強みを見たり、社会人の知り合いに聞いてみても良いだろう。
〜あとがき〜
会社説明会に行って質問しても本当のことは教えてくれない。なので自分で確かめる必要がある。例えばブラック企業か確かめるには、夜に会社に行って、ビルに電気がついていないか自分の目で確認することができる。
大学生は元気ややる気が大事で、その子が現時点でどれだけ売る能力があるかは問うていない。もちろん営業職であればその子のポテンシャルは見る。
まずは手書きの履歴書であれば字を丁寧に書くとか、シャツの中に色付きのインナーを着ない(白か肌色が◎)とか、社会人になるという自覚をアピールできる身近な気配りが大事になる。